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2006年05月23日 松本潤 舞台「白夜の女騎士」

白夜の女騎士を拝見してきました。
待ってる時間がとても長く感じました。
ネタバレを見ないというポリシーは特にないのですが
実質的にほぼ感想やネタバレなどを見ない状態で
Bunkamuraへと足を踏み入れました。

 

5月23日(火) 19:00公演
白夜の女騎士


なんだかよく分からないけど圧倒的なパワーを感じた!
ということ"のみ"を理解して帰ってきました。

根底には思想や概念や問題提起みたいなものがあって
それを言葉遊びで包んで包んで包んでいるんだね、
みたいな所はなんとな~く分かったのですが根底が何なのかは分からなかった。
良く分からなかったけど「とにかく凄かった」ことだけは分かった。

★2022年追記:ひどい感想だ

 

野田さんという人は本当に天才で
天才という才能に対して謙虚でシャイなんだなあと思いました。

松本さんに「俺とやらないとお前はだめになる」と言ったと聞いた時
単純に なんて強引な口説き文句だw と思ったんですけど、
蜷川さん自身の強い信念から来た言葉だったのかもと
舞台を見ながらぼんやり考えていました。
強引な口説き文句とは同時にとてもビジョナリーだったりします。
蜷川さんの人生や才能の使い方が演劇というものに向かっている以上
巡り巡って若手表現者のためにもなる事だと思います。
今回の松本潤の起用ひとつ取ってみても
蜷川さんの演劇の未来に対するアプローチを見た気がしました。

で蜷川さんはさすがに人を見る目があると思いました。
今回のこの主演は他に想像できる誰よりも
やっぱり「松本潤」で正解だと思います。

エデンの東を主演した人と同じ人だとは思えませんでした。
いやエデンの頃はあれはあれでベストで「凄い」と思ってたのです。
でも恐ろしい程のスピードで成長するんですね、人って。
常に「成長してあたりまえ」を求められるような環境に居て
毎度想像以上のプレッシャーが掛かっているにも関わらず、
それを跳ね除けた上で必ず達成してくるんですよね。(他の4人も)
人として凄いなあと、本当にただそれだけです。

とにかく、もの凄く輝いていたよ、松本さんは!

 

ともかく次回の観劇までには
パンフも読んで、関連知識も少し入た上で臨みたいと思いました。
それによって感じることの違いを楽しみたいなと。